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2013年4月14日 (日)

柳生街道(滝坂の道)を歩く

 古道を歩くのが好きです。その沿道や周囲には古代・中世からの痕跡が残されていて、歴史のロマンを感じながら楽しめる道だからです。

 柳生街道は、「剣豪の里」柳生から春日大社までの約19㎞をいいますが、今回は忍辱山町(にんにくせん)円成寺(えんじょうじ)から春日大社までの「滝坂の道」約10㎞に挑戦。新緑が芽生える木々と山ツツジが美しい静かな森林のなか、江戸時代には柳生の道場をめざす剣豪たちが往来したという道を歩き、古道にたたずむ石仏や石灯籠を堪能しました。



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円成寺
柳生街道の名刹。平安時代に京都の円成寺を移したとも言われます。庭園は当時のものが残されています。国宝の大日如来(運慶作)が拝めました。



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山つつじが新緑に映えて美しかったです。



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江戸時代の石灯籠

こわれていて角も取れていましたが、長い時間の経過を感じます。



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峠の茶屋。

コースのちょうど半ば、数少ない民家を通り抜けたところにありました。おじさんが一人で仕切っていて、親しく話しかけてくれました。もう180年も続いているとか。

特大のわらび餅にびっくり。きな粉と甘い砂糖がたっぷりのせられていて、食べると元気が出ました。



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石窟仏 

細い下り道を通って「地獄谷」におりていくと、その先の洞に朱で描かれた石仏がありました。奈良時代のものと思われます。誰が何のために彫ったのかはよくわかっていないそうです。苔のみどりに朱が映えて期待以上に美しかった。



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首切り地蔵

刀を入れたような地蔵の首は、江戸時代の剣客、荒木又右衞門が試し切りしたという伝説があり、古くから街道の目印だったそうです。



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杉の大木。

見上げると空まで届きそうな感じ。幹には苔がはりついています。これも、街道を歩く人たちの道しるべになっていたかもしれません。



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朝日観音

岩に彫られた三体の仏。鎌倉時代文永2年(1265年)の銘が刻まれていました。東を向いて立ち、朝日に映えるのでこの名があります。この先には、夕日をうけると神々しさが増すという夕日観音もありました。



川のせせらぎを聞きながら森林の中を通り過ぎると春日大社の灯籠が見えてきました。滝坂の道コースの終点です。ハイキングマップに示されていたいくつかの石仏を見つけられなかったのは心残りですが、アップダウンもそれほどきつくなく、快適なコースだったと思います。また、違う季節に、円成寺から柳生の里までのコースに挑戦します。





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プロフィール

  • 大星なるみ 八尾市議会議員

    30年間の教員生活に終止符を打ち、2011年4月、八尾市議会議員選挙において、得票数2655票で初当選させていただきました。現在1期目。

    (Webサイト)
    http://n-oboshi.net/