オリンピック東京開催決定
多くの国民が歓喜の声をあげている。
東京招致に向けて、
「復興のシンボル」「被災地を元気に』と強調されていた。
本当にそうあって欲しいと願う。
でも、何かすっきりしない。
先日、福島から大阪に自主避難している母親の話を聞いた。
放射能が子どもにどんな影響を及ぼすのか不安を募らせ、
夫と離れて母子避難をした。
国が線引きをした強制避難の外に住んでいたので
何一つ補償も支援もない。
夫が大阪に来る交通費や
福島と大阪の二重生活で家賃も重み、経済的に苦しい。
お金が欲しいのではない。
家族が一緒に安心して暮らしたい、
子どもの命を守りたいと思っているだけ。
福島に残る他の子どもたちにも思いを寄せながら
彼女は声を詰まらせて語った。
昨年、子ども被災者支援法ができたが、
基本方針が示されただけで具体策には乏しい。
汚染地域にある家に戻れず、家族が離散し、
つらい思いをしている人たちがたくさんいる。
そんな時に、
安倍首相が汚染水問題で発言したのは、
「福島から離れているから安全」「健康問題は今までも現在も将来も全く問題なし」。
被災者、特に原発事故で苦しんでいる福島の人たちに寄り添った発言とは、とても思えない。
オリンピックの年までに、
しっかりと復興と被災者支援をやってほしい。
被災地の人たちが、オリンピック開催を心から歓迎できるように。
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