大根づくしの給食献立
■大根と牛肉の韓国風煮物
■大根としゃけのみそ汁
■大根葉のふりかけ
これは、八尾市の小学6年生が考えた給食の献立です。
八尾市の学校給食展示会が市役所ロビーで開催されていますが、
感心したのは、給食献立コンテスト受賞作品の展示。
市内6年生から2297点の応募があり、最優秀賞に輝いたのがこの献立。
実際に、八尾市内小学生全員が、この献立給食を食べることになります。
すばらしい食育のとりくみです。
受賞者の作文がすごく良いので、ほぼ全文紹介します。
<献立をたてての感想>
ぼくは食材や料理を残すのがきらいです。スーパーに行くと、レタスやキャベツの外側の葉がすてられるのを目にします。「大根の葉は売られてないけどすてられていないだろうか」と不安になります。だから、かならず大根の葉を使おうと決めました。
冬から旬の大根は色々な料理に使われます。そこで、大根がみそ汁に入っていたのを思い出しました。みそ汁で体もあたたまるし良いかと思ったけど、ほぼ野菜だけのみそ汁は、野菜嫌いの人に残されると思って、肉類を入れようと考えました。そして考えたのが鮭です。鮭があるとぼく的にはあきないし、ピンク色のような鮭があるだけでみそ汁を彩れるからです。
牛肉と大根の韓国風煮物にした理由は、韓国料理の香辛料で体があたたまるし、家でつくってくれたのを食べておいしかったのを思い出して、みんなに食べてほしいと思いました。
大根の葉の料理はふりかけにしようとすぐに決めました。それは、ぼくのおばあちゃんがよく作ってくれてそれをいつも美味しくいただいていたからです。しかも、ビタミンCが多いと聞いたので、風邪予防になもなり、いつも給食で残されがちなご飯も一緒に食べきってもらえるのではないかと考えました。
この給食が学校に出たら、どのクラスも食べきって残さないでほしいと思いました。いつも、栄養士の先生が献立を考え、時間をかけて作ってくれた給食を残すなんて失礼だし、食材にも感謝しなきゃと思いました。「いただきます」「ごちそうさま」を大切にして、まずは、ぼくのクラスから給食を残さないようにしたいです。
(ほぼ、原文のまま)
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