大人へのなりかた
青少年健全育成八尾市民大会に保護司会から参加しました。
記念講演は、大阪教育大学の白井利明教授のお話。
テーマは、「大人へのなりかた~子育ち、非行、そして地域の役割~」。
強調されていたのは、「子どもや若い人が相談してくるような大人になること」です。
そのためには、子どもが何を悩み、何を求めているのか理解しようと寄り添うことが大事です。
子どもがうまく出来ればともに達成感を味わい、苦しいときは子どもの気持ちを見守る、そんな温かい大人が増えれば、子どもたちが安心して育ってくれるのではないでしょうか。
「大人が変われば、子どもも変わる」
いいキャッチコピーだと思います。
子どもは、大人の言動や姿勢をちゃんと見ています。
どう関わることが子どもにとって最善なのか、大人のやり方次第で、子どもも変わってきます。
(もちろん、逆に大人が子どもから教えられ、「子どもが変われば大人も変わる」こともありますが・・・)
非行やいじめ、虐待などきびしい現実を背負った子どもたちの課題に大人が向き合い、それぞれの立場でできることを探していきたいものです。
私も、二人の子どもを育て、学校現場でたくさんの子どもに関わってきました。
仕事は忙しかったけれど、義父母に助けてもらいながら、我が子はたくましく育ってくれたと思っています。
もう他界しましたが、今でも子どもの成長を見るたび、義父母への感謝の気持ちがわいてきます。
でも、学校で出会った中には、まわりの大人がもっと愛情をもって支えてあげないといけない、心配な子どもたちもたくさんいました。
「未来を担う子どもは地域の宝」といいます。
子どもの育ちは、大人の責任。
子どもの豊かな育ちのためにどんな大人になったらいいのか、考えさせられる講演でした。
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