先生たちの頑張り
学校の仕事を終えて、たくさんの教職員が集まりました。
経済的に苦しい家庭やひとり親家庭の子ども、日本語がわからない外国人の子どもなど、生活や学力に課題のある子どもたちの比率が高い八尾市内8小中学校の教職員です。八尾市教職員組合が主催している集会です。
各校の代表が、子どもたちの様子や取り組みを報告し、お互いに共有しました。
今や子どもの6人に1人が、親が経済的に苦しい家庭にあるという最悪の状態です。
特に、母子家庭などひとり親家庭の状況のきびしさは、国の調査で明らかになっています。
今日の各校の報告は、「子どもの貧困」という、その実態を裏付けるものばかりでした。
DVや虐待を逃れて施設から通ってくる子どもに寄り添っていることや、外国人の子どもが自分のルーツに誇りを持つ取り組みも報告されました。
子どもが勉強の遅れを取り戻し「できた」喜びを感じたとき、子どもの成長した姿に接したとき、先生たちは「嬉しい」と語ります。
子どもの生活を支え、学力をつけさせるために、とても頑張っています。でも、先生たちは忙しすぎる。もっと子どもと関わる時間や授業の準備をする時間が欲しいと訴えます。
文科省は教職員の数を増やしたいと予算要求をしていますが、財務省は必要性を認めようとしません。
子どもたちのために頑張る学校現場の環境をもっと良くしていかないといけない。
集会に参加して、強く思っています。
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